=リンドウ科=・・・「アサザ」 |
黄色い花が綺麗な「アサザ」・・・北本市で咲きました・・・
*葉が互生することから=アサザ属・イワイチョウ属・ミツガシワ属=をまとめて=ミツガシワ科=とする説もあります。「北本自然観察公園」の湿地帯で、珍しい黄色い花・・・「アサザ」の花が咲き始めました、花冠は、5深裂しますが、基部はまとまり=合弁花=であることが判ります。
花の縁は、細かな細いギザギザになっているのが遠くからでもわかります。
北海道を除く本州以南の湖・沼・池などの浅い環境を好みますその為、中国の名前:荇菜・苦菜を日本の浅い湿地に生える・・・=浅砂・浅々菜=(あささ・あさざ)と当て字にして平安時代までは=阿佐佐(あささ・あさざ)=を用いていたらしい、これが現在の「アサザ」に移行したという。この「アサザ」という綺麗な花・・・午前中に開花するのですが、午後になると萎んでしまうというから、観察には午前中が良いでしょう・・・。中国では=ジュンサイ=と同じように=食用=としたという。
日本での地方名も多く・・・葉の丸い形から、「カメバナ」・「スッポンノカガミ」、あまり役に立たない事から「イヌジュンサイ」・・・綺麗な花から「ハナジュンサイ」などと言ったらしい。いつだったか、茨城県・千葉県境にある霞ヶ浦の「アサザ」の群落写真を見たときには唖然としました。