「ゴールデン・トライアングル」 |
=タイ王国=北部には、「ゴールデン・トライアングル」=黄金の三角地帯・・・と呼ばれる地域があります。
タイ王国北部は、ミャンマー国・ラオス国とも国境を境にしており、この3国が接する事から、=三角地帯=と呼ばれているのです。
このチェンマイへの旅は、1回目が1998年5月2日~4日、2回目が家内と一緒だった、1998年8月28日~30日だった・・・。観光の話は、別項目で紹介しますが、とりあえず、2回合計の=自然観察=です。
1回目の時には、「マルバネルリマダラ」・「オナシアゲハ」ぐらいだったけれども、2回目は、メコン川に面した「インペリアル・ゴールデン・トライアングル・リゾート」というホテルだった・・・。
このホテルの裏庭が広くて赤い花を付けた=ドッケン=と言う花に様々な=蝶=が飛翔していました・・・。
スコータイで見た、「キシタアゲハ」が来ていた=ドッケン=の花でした・・・。
この=ドッケン=の赤い花には、「モンキアゲハ」・「シロオビアゲハ」・「オナシアゲハ」・「クロタテハモドキ」・「ウスキシロチョウ」・「シロモンルリマダラsp.」・「ウラフチベニシジミ」・・・その他、「ゼフィルスsp.」・「ベッコウトンボsp.」・「トホシカメムシsp.」などが湿地帯に来ていた。
その荒地には、日本で言う「ムラサキツバメsp.」が雄・雌で=交尾=していました・・・これは、良く調べていませんが、「ラマムラサキシジミ」交尾個体かもしれない・・・が検証してありません。
この他にも、様々なシジミチョウ科・セセリチョウ科・タテハチョウ科・ヒカゲチョウ科・マダラチョウ科・シロチョウ科や他の=昆虫=たちも集まっていました・・・。
この=ゴールデン・トライアングル=は、昔は・・・アヘンをつくる=ケシ=の栽培をした=麻薬の巣窟=と言われ、当時は、全世界の70%を産出した地域であったらしい・・・その頃は多数の少数民族が関わっていたと言います。
今でも、カレン族・モン族(メオ族)・アカ族・ヤオ族(ミエン族)・リス族・ラフー族・・・などがあります。