「カラフトセセリ」・・・不思議な=角(つの)= |
「カラフトセセリ」 頭部に不思議な=突起=がある!
1999年7月16日に発見された「カラフトセセリ」・・・北海道:紋別郡・滝上町に撮影に行ったのは、2009年の夏でした、この年は天候が非常に不順で、チョウ撮影には、かなり苦労しました・・・。滝上町の農政課を訪ねて「カラフトセセリ」の状態を確認したところ・・・その場所に居た役場の職員は、全員首を横に振るばかりでした・・・仕方が無いので、過去に実績のあるポイントを探す事に決めて、牧草(チモシー=オオアワガエリ=を探してみることにしました・・・。
*上記の「カラフトセセリ」観察記の2枚目の写真にも=角(つの)=はありますね!
家内とchochoensis は、二人がかりで、探しました・・・すると、遂に見つけたのです・・・。嬉しかった事を覚えています。震える手でシャッターを押して、その辺を探すと・・・アチコチに飛んでいました・・・。そして、何十枚と撮影した「カラフトセセリ」は、そのままCDRWに入れて、保管してしまいました。
数日前から=北海道道中記=を見直しているうちに・・・なんと! =鬼が島の鬼(おに)=のような突起が「カラフトセセリ」頭部・・・触角や複眼の内側に・・・=突起=があることに気が付きました。他の画像などを調べてみましたが撮影角度などの違いはありますが=二本の突起=が付いていました。この「カラフトセセリ」=突起=にどんな理由があるのか知りませんが、驚きました・・・。羽化後に時間が経過すると取れてしまうものなのか、或いは雄・雌で違いがあるのか、時系列で変化するものなのか、蛹から出る時に使うものなのか、今となっては、知る由もありませんが、驚きました。
タテハやシジミなどは前の方に突き出たツノがありますが、同じものなのでしょうか。