=モクセイ科=・・・「イボタノキ」 |
毎年のように、5月の中旬頃になると=モクセイ科・イボタノキ属=「イボタノキ」の花の開花状況が気になります・・・。自宅周辺では、このころから6月上旬にかけてチョウの平地性=ゼフィルス=「ウラゴマダラシジミ」が発生するからです。
この「イボタノキ」の花は、筒状の漏斗型(ろうと)でとても可愛らしい。
=イボタノキ=の仲間の樹皮には、=イボタロウムシ=が発生するので、昔から=イボタロウ=が取れることでも知られて居ます。
「イボタノキ」では、「ウラゴマダラシジミ」の他にも、蛾の=イボタガ=が食樹としていることでも有名です。
二年ほど前の4月下旬、家内と秩父の奥にある荒川村を訪ねたことがあります。その時に、この「イボタノキ」に幼虫が寄生する「イボタガ」をはじめて撮影しました。
永年、「イボタガ」を探していたのですが、発生が早春と言う事もあって、なかなか探せないでいました。
さすがに、撮影した時には安堵と嬉しさで胸がジーンとしていっぱいになりました。
イボタガ 自然観察をやっている方はたいてい興味を持って
写真をとられていますが、恥ずかしながら私は未見です。
chochoensis さんはさすが目的意識を持って、幼虫共々
押えられてますね。 幼虫はかなり前に武蔵森林公園の庭園に
植えられたモクセイで見たことがあります。
イボタノキの花は蜂や甲虫も多く蜜源にしてますね。
私がよく行くフィールドではジャコウアゲハが蜜源にしています。
イボタの樹のもう1つの楽しみ「ウラゴマダラシジミ」の卵は4年越しの宿願が成就して先日何とか撮影出来ました。