「アオバセセリ」の=卵=は、どこに??? |
=ブログ仲間=の「蝶と山・てくてく写日記」banyanさんと、「愛野緑の撮影日記」愛野緑さんの二人が、永年の夢だった・・・「アオバセセリ」=卵=を探したというので、その近くのフィールド3箇所へ家内の庇護を受けて、探しに行きました・・・丁度、2日かかってしまったが、最終日の午後に「アオバセセリ」=卵=を見つけました・・・。お二人の探索が無ければ、発見は難しかったと思います。
1日目は、「スミナガシ」2令・3令・4令の幼虫が見つかりましたが、「アオバセセリ」=卵=は、探せませんでした・・・。
2日目は、最後のフィールドに行ってみました・・・すると・・・図鑑に書いてある通りに、=アワブキの小さなひこばえの新芽の葉裏に産卵が見られました・・・。
*スミナガシ・・・卵は、=やや平たい円形・色彩は、=透き通った水菓子状=、外形はスジがあって、1.17ミリ高さは0.91ミリ、タテ筋は、17~18本・・・アオバセセリよりも1回り大きい。
*アオバセセリ・・・卵は、=まんじゅう型。色彩は、=カルピス状の白色=、外形は目立たないスジがあって、20~22のスジがあります。外形の大きさは1.0ミリ高さはひしゃげた、まんじゅう型で0.8ミリ・・・スミナガシよりも一回り小さいのですぐに識別できます。
2009-6-1 透き通った水菓子状「スミナガシ」 =卵= 狭山市
2011-8-30 カルピス状の白色 =卵= 「アオバセセリ」 狭山市
よく観察すると、「アオバセセリ」 卵 は、葉柄に近い葉裏、それも=ひこばえ=の新芽が多かった。
明日は「アオバセセリ」 生活史をまとめてみましょう・・・。