「オオヒカゲ」 生活史 |
chochoensis が中学生や高校生の頃は、この=森の妖精=・・・「オオヒカゲ」を観察する事がまったく無かった・・・最近になってブログの友人のお陰で、初めて観察したのは・・・2005年8月4日のことでした。
古くから=深層の麗人=とか或いは、=森の妖精=などと奥ゆかしい名前をもらっていましたが、実際に出会ってみると、少しの振動や動きにも敏感で、なかなか撮影させてくれなかった・・・。
しかし、最初の撮影から6年の歳月を費やして、遂に・・・=幼生期フル・ステージ写真=が完成しました。
自然のなかで見る「オオヒカゲ」の雄姿は、筆舌を尽くしがたい綺麗な姿でした・・・。
年内に産まれた=卵=は、暫く孵化しませんでしたが、霜が降りる前に1令幼虫となり、年明けの1月には脱皮して2令になりました。
*年内に孵化した幼虫ですが、前年の12月から翌年の7月まで=病気入院=のために入退院を繰り返して、毎日面倒を見る人が居なくなり、残念ながらすべて死亡しました・・・飼育チャンスをもらったブログ友人仲間のみなさん、申し訳ありませんでした。
*下の画像については、今までのすべての経過に基づき=幼生期・フルステージ写真=をまとめてみました、・・・尚、原産地は、全て、栃木県です。
①「オオヒカゲ」 卵 2010-9-25 ②「オオヒカゲ」 2令幼虫 2011-1-20 ③「オオヒカゲ」 終令幼虫 2010-6-3 ④「オオヒカゲ」 蛹 2010-6-3 ⑤「オオヒカゲ」 成虫 2007-6-20
僕も少しつめの垢でもせんじて飲まなければなりません。
それにしても、この成虫綺麗な個体ですね!
御一緒させて頂きました時に「この蝶の前蛹は''Jの字''にならない」とか「蛹の筋の数が他の蝶と違う」等々。。色々と教えて頂いたことが思い出されます。幼虫たちの死亡は残念でしたが機会はまだ何度もあると思います。