ムラサキツバメが全部「羽化」してくれた |
自宅近くの工業団地のマテバシイ植え込みの選定作業から逃れたムラサキツバメ4卵がすべて羽化を迎えることが出来た・・・。7月9日に卵を保護してから約20日で全部羽化した。
4卵のうち、3♂、1♀で、今日最終の羽化は、♀だった。
早速、4成虫を持って、工業団地の植え込みを確認したが、少し萌芽したところがあったので、そこに、4成虫全部を放チョウすることにして、防護網のチャックを開けてあげると次々にマテバシイの葉に向かって飛んでいってくれた。
元気に子孫を残すんだよ!と呼びかけながら飛び立つ方向をいつまでも見送っていた・・・。
再び、出会えますように・・・。
やはり、飼育して育てると、寄生される確率がグッと減るので羽化率はかなりあがるのでうれしい。
ある調査では、自然のままに放置すると、卵から成虫に育つ確率は、数パーセントと言いますから飼育放チョウも如何に「寄生」から守られているか判ろうというものです。しかし、むやみにやりすぎるのは、種の自然バランスからあまり、賛成できない・・・。
この程度なら許してもらえるだろうと思っている・・・。
2005-7-30 ムラサキツバメ雌が羽化