「オオウラギンヒョウモン」色彩の妙味・・・ |
昨日、=蛹化=した「オオウラギンヒョウモン」が一夜明けたら深紅色から、日本的な柔らかい穏やかな色彩に変化しました。
昨日の妙艶な色彩とは、打ってかわって淡い灰褐色の蛹になっていました・・・これが本来の色彩なのか・・・と感心しましたが、このような劇的な色彩変化したチョウの蛹のことを想いだしました・・・。
=タテハチョウ科=「アカタテハ」蛹のことです・・・蛹化直後には精悍な=鉄色=だった蛹が、一夜明けたら、蛹全体に小麦粉を塗した様に=真っ白=に変化していたのです、このときにも驚きましたが、今回の色彩の妙味が一番では無いでしょうか・・・本当に、自然と言うのは驚きです。
*「アカタテハ」蛹の変化については、下記の表題をクリックしてください。
「アカタテハ」蛹の変化
*このたびの飼育で判ったこと・・・北米原産のスミレ=V.sorolia(ビオラ・ソロリア)=でも全幼生期飼育ができる事がわかりました。スミレ保護だけではなく、食草が生育する環境の草刈りや手入れなど草原の管理がとても大切なことだとあらためて認識しました・・・。
2011年5月17日 「オオウラギンヒョウモン」 蛹
蝶は、蛹の中で次第に成長しているのですね!