キク科・ヒヨドリバナ属・・・「ヒヨドリバナ」・「ヨツバヒヨドリ」 |
台風14号が北上して晴れるかと思ったら、前線が停滞して曇っています。秋になると、=マダラチョウ科=「アサギマダラ」が、南方に向かって移動していきます・・・その時に、高原地帯では=キク科=のヒヨドリバナ属の花序で吸蜜しているのが良く観察されます・・・。
この=ヒヨドリバナ=には、「ヒヨドリバナ」・「ヨツバヒヨドリ」・「サワヒヨドリ」・・・などがありますが、chochoensis は、過去に「ヒヨドリバナ」と「ヨツバヒヨドリ」で吸蜜しているのを撮影しているので、紹介します。
野鳥に=ヒヨドリ=という鳥がいますが、「ヒヨドリバナ」の咲く頃にこの「ヒヨドリ」がやってくるので名前が付いたと言うのが定説になっています・・・しかし、北海道などの寒冷地の「ヒヨドリ」は、確かに秋の気配を感じる頃に・・・ピーヨ・ピーヨ・・・・と鳴きながら南下することがありますが、他の地域ではむしろ、=留鳥=としていることが多いので、この説にはあまり説得力が無いような気がします。
むしろ、他の「ヒヨドリバナ」の少数説に共感を覚えます・・・つまり、「ヒヨドリバナ」の花の咲き終わった頃の=綿毛(わたげ)=が昔、火起こしの時に着火材として使われたので、=炎を取るための材料=→=火起こしの材料=→=火を取る材料=→=火を取る=→=火取る花=・・・と転化して、「火取花」→「ヒヨドリハナ」という・・・=火取花説=の方に興味があります・・・。
面白いことを知りました(^-^)
その結果、私が知っているアサギマダラは彼らの生態の極々一部で知らないことばかりだということが分かり興味深く拝聴いたしました。