「コチャバネセセリ」 亜終令幼虫 |
自宅近くの公園に出掛けました・・・日曜日なので大勢の人が来ていて、駐車場は、ほぼ満杯でした。
植え込みの近くを歩いていると、アズマネザサの主脈を残して垂れ下がった、独特の形態をした「コチャバネセセリ」の巣を見つけました・・・多くは初令幼虫の小さな巣ですが一つだけ大きな巣があったので、ソット開いてみると・・・2枚の葉を合わせた亜終礼幼虫がいました。
丁度、今は植え込みの=剪定時期=に当たっているので、保護しようかしまいか迷いましたが、数日様子を見ることにしました・・・。
今まで、蛹を観察したことが無かったので、もう一度、生態図鑑を確認したら・・・なんと、蛹になる前に、葉の主脈を噛み切って下に落ちて蛹化するとあります・・・それで今まで発見できなかったのだ・・・2-3日中にこの亜終令は、保護することにして自宅のアズマネザサの植え込みで観察することにします。
ついでに、サトキマダラヒカゲの蛹化の様子を観察できなかった原因を調べるために、生態図鑑で確認すると・・・なんと、=サトキマダラヒカゲ=の蛹は、=垂蛹=ではなく・・・地表に落ちて石や、土の窪みで、蛹化するとあります・・・2006年に終令幼虫まで確認したサトキマダラヒカゲ・・・その時に、アズマネザサの葉裏ばかり探していたので、発見できなかったことを知りました・・・嗚呼!残念なことをしました。
*今年こそ・・・フルステージ写真を完成させたいものです。
下の画像は、「コチャバネセセリ」 亜終令幼虫です。
2010-6-20 「コチャバネセセリ」 埼玉県:狭山市にて
*画像はクリックすると、少し大きくなります。