=ハキリバチ=の一種・・・「ツルガハキリバチ」 |
我が家の庭にやって来て葉を齧る=犯人=を確定した!
ハキリバチ科 ハキリバチ亜科 「ツルガハキリバチ」
我が家の狭い庭に毎年のようにやってきて、=ウラキンシジミ・チョウセンアカシジミ=の幼虫の食樹:デワノトネリコの葉を丸く齧りとる=犯人=を撮影しようと、今年は待機していました・・・。
毎年、5月頃になると、「デワノトネリコ」の柔らかそうな葉とか、「ミズナラ」の若い葉を齧り取る=虫=がいて、犯人を突き止めたい・・・そう思って、数年が経ちました・・・。
気が付くと、葉は、綺麗な円形に齧られているのです・・・「うーん、一体犯人は誰だろう?」、今年はその正体を突き止めよう・・・てぐすねを引いて縁側に座って待ちました。
ある日の午後・・・いつものようにサンダルを履いて庭に出てみると・・・「・・・あれれ!デワノトネリコの葉が丸く齧られています・・・」・・・縁側で待機すること数十秒・・・「アッ!・・・来た!」
準備していたデジカメを向けますが、葉を齧る時間が短い!・・・アッという間に齧り取った葉を胸に抱えて飛んで行ってしまいました・・・。
しかし1-2分すると、又やってきます・・・どうも近くに営巣の場所があるらしい・・・庭には、=ハキリバチ=専用の=トラップ=を仕掛けてあるのですが、この=トラップ=には目もくれません・・・。
何回か対峙しているうちに撮影できました・・・。
この「ツルガハキリバチ」・・別名を「バラハキリバチモドキ」といって、体の毛が白いのが特徴です、日本全国に棲息しているようです。
埼玉県では吉川町・飯能市・戸田市・鶴ヶ島市・入間郡大井町・北本市・加須市・羽生市・秩父市・・・などで確認されているようです。
2010-5-5 「ツルガハキリバチ」 埼玉県:川越市にて
*ツルガハキリバチ Megachile tsurugensis Cockerell, 1924
*画像をクリックすると、少し大きくなります。
なるほどこのように切り取るのかと勉強になりました。
あとはハチ宿に、巣を作ってくれればいいですね。