昼間に良く見かける・・・「カノコガ」 |
黒い体に警戒色の=黄色=の横線がハッキリした=ヒトリガ科・カノコガ亜科=の蛾です、この「カノコガ」、初夏の頃や盛夏の頃、フィールドを歩くと良く見つかります。
=昼行性=の蛾で、葉裏に良く止まっています・・・。翅を広げても、大きさは3-40ミリしかない中型のヒトリガの仲間です。
カノコガ科の仲間=Ctenuchidae=は、世界中には約3,000種も居て、主に亜熱帯から熱帯地方に多く棲息しているといいます。特に、南アメリカ大陸付近には種類数が多いですが、日本では、僅かに=3種=が居るだけです。
腹部を見ると、=フタオビドロバチ=のような黄色い横の模様があるために、蜂(はち)に擬態しているのではないかという人も居ます。
幼虫の食草は、タンポポ・ツメクサ・スギナ・トクサ・スイバ・ギシギシなどであるといいます。
2009-6-17 「カノコガ」
でも良く見ると翅も胴のデザインもお洒落ですね!