「ミスジシロエダシャク」 |
蛾の仲間の=シャクガ科=は、種類が多く、似たものも多いので=同定=がやっかいですが、この「ミスジシロエダシャク」は、翅のスジが割合とハッキリしていて判りやすい・・・。
日本全国に分布しているようですが、今夏、北海道旭岳の近くにある=天人峡=という景勝地を訪ねたときに、ホテルの壁に止まっていたものを撮影しました・・・。
小雨の降るなか、寒さに震えながら撮影した思い出のある=シャクガ=でした・・・。
今年の北海道旅行は、天候に恵まれずに、散々な成果に終わりましたが、この日は、悪天候が幸いして、前夜の明かりにやってきた=ヤガ=の仲間がたくさん撮影できました・・・。
この「ミスジシロエダシャク」、年に2化するようで、2化の個体のほうが斑紋の色彩が濃くなる傾向があるといいます。国外では、ユーラシア大陸東部のシベリア・カラフト・千島列島・ウスリー地方・朝鮮半島にも棲息区域があるといいます。
2009-7-22 「ミスジシロエダシャク」