我が家の庭にやって来た「コンボウヤセバチ」 |
昨日、家内の要望で=庭=の草木の植え替えや、草ムシリなど朝から取り掛かった・・・。庭の=紫蘇(しそ)=も白い小さな花をつけています・・・横目でそれらを眺めながら、植え替えをしていたら、=シソ=の花に何か小さな虫がやってきました・・・なんだろう?
老眼鏡をかけなおして良く見ると・・・産卵管が長い=蜂=が居ます・・・その産卵管の先端が=白く=なっています・・・これなら=同定=出来るかもしれない・・・そう思って、カメラを取りに行き数枚の写真を撮ることが出来ました・・・。
部屋に戻って、図鑑をひも解いて見ると・・・どうやら、=コンボウヤセバチ科=の仲間、「コンボウヤセバチ」のようです。棲息地は、北海道・本州・四国と伊豆諸島の八丈島とありました・・・。
産卵管の特徴の他に、後脚の=脛節=という部位に特徴があります・・・中央がプックラと膨らんでとても目立ち、おまけに、その前後が=白く=なっていました・・・。
この=コンボウヤセバチ=・・・花の蜜が好きなようで、アチコチと場所を変えて吸蜜していました。
やや、暗い場所にもぐりこんだりしていたので、ピントは少し甘いですが、特徴は、なんとか判るようです。
それにしても、こんなに狭い我が家の庭にも、=薬剤散布=をしない為か、色んな=虫=たちがやってきます、暫し、植え替えの作業を中止して観察を続けてしまいました・・・。
2009-9-28 「コンボウヤセバチ」 埼玉県:川越市にて
*コンボウヤセバチ Gasteruption japonicum Cameron, 1888
*画像はクリックすると少し大きくなります。
↓キトンボ、コノシメトンボ、見事に色付き、非常に美しいですね。