「コノシメトンボ」 真っ赤になった成熟個体 雄 |
1週間ほど前にいつも散歩に行く「北本自然観察公園」に行ったら、責任者:高野 徹 学芸員から近くで、「コノシメトンボ」の成熟した美しい雄が見られるという話を教えてもらった・・・。
近いうちに出掛けようと思っているうちに時間が経過してしまった・・・昨日、「キトンボ」を撮影した後で、この「コノシメトンボ」の話を思い出して、昼食後に同行のみなさんと相談して寄ってみる事にしました・・・。
教えてもらったそのフィールドは、かなり大きな公園だった・・・。
ポイントの近くをウロウロ探すこと暫し・・・その内に友人が見つけてくれました・・・午前中はかなり観察しやすいと言うことでしたが、気温も高くすでにどこかに散ってしまったのか数は少なかった・・・。
それでも慎重に近づいて胸の側面の特徴ある斑紋が確認できるように撮影しました・・・この「コノシメトンボ」は、過去にたった一度掲載したことがありますが、胸の模様がシッカリ撮影できなかったので、慎重にシャッターを押しました・・・。
=アカトンボ=の特徴・・・真っ赤な=唐辛子(とうがらし)=のような鮮やかな緋色の「コノシメトンボ」の雄の色彩に息を呑みました・・・美しい!!!
この「コノシメトンボ」・・・胸の側面にある=第1側縫線に沿った黒い黒条が中間から後方に折れ曲がり、後方にある第2側縫線と合流する=ことが識別点になるので、やや下のほうから見上げる角度で撮影しました・・・。
ズボンの膝を地面に着いて撮影したので、湿地の泥がズボンに付いてしまった・・・また、家内の顔が浮かびました・・・。嗚呼・・・また、叱られそうです・・・。
この「コノシメトンボ」・・・本州・四国・九州に分布しており、島嶼では、奥尻島・飛島・粟島・佐渡島・淡路島・隠岐・壱岐・対馬・五島列島・種子島・・・などに分布しているといいますが海外では、朝鮮半島・中国の東北部にも生息域があるという・・・台湾や中国南部のものは別亜種だといいます。
2009-9-26 綺麗な雄の成熟個体「コノシメトンボ」
さすがに良い角度から撮影していますね。見事です。
少ないながらも見れてよかったです!