「クロマダラソテツシジミ」 生活史 (II) |
関東地方の珍客・・・「クロマダラソテツシジミ」
昨日、「蝶と山・てくてく写日記」 banyanさんに教えてもらった関東地方の「クロマダラソテツシジミ」を観察してきました・・・。とても嬉しかったです・・・。
蝶の幼生期の写真を撮影し始めてから、=卵=の撮影が難しいと感じていましたが、この「クロマダラソテツシジミ」の=卵=も撮影できないで居ました・・・。
今回の友人からの親切に感謝しながら、もしかして、=卵=の撮影が出来るかもしれない・・・淡い期待を抱いてフィールドに向かいました・・・。
フィールドでは、太陽が雲に隠れてしまい、肌寒い陽気に「クロマダラソテツシジミ」の成虫の姿が見つかりません・・・そこで、懸案だった=卵=探索に切り替え・・・探し始めました・・・。目を皿のようにしながら探していくと・・・「・・・アッ!・・・卵・・・」新芽の綿毛に隠れるように産卵してありました。これで「クロマダラソテツシジミ」の幼生期のフルステージ写真が完成しました。
*banyanさん、ありがとうございました。その後、探してみると・・・3令幼虫・4令幼虫・蛹化寸前の静止個体・がいました・・・。然し、成虫の姿は、強い風と厚い雲に覆われた肌寒い気温の為か、姿が見つかりません・・・。
それでも粘り強く探していくと・・・「アッ!・・・クロソ!」、静かに近寄って数枚写真を撮影したら・・・強い風に吹き飛ばされて姿が見えなくなってしまいました・・・神様が僅かのチャンスを与えてくれたようです・・・。
それにしても、関東地方で撮影できる日が来るなんて想像できませんでした・・・とても興奮した一日になりました・・・。
卵・・ナイスです。ちょっと探したのですが、みつかりませんでした。
成虫は、ほんとに見かける個体が少なかったですね。
風のあたらないところでじっとしている姿もみかけました。
今後どうなっていくのか、興味深いですね。。
↓イチモンジセセリの卵もナイスです(^^)Y
それにフルステージ撮影ですか、すごいですね。
このチョウ、これから先どうなるんでしょうか。
彼岸花はもうすぐ終わり、クマソはもう1カ月は平気かなとか、少ない休日をどう割り振るか悩んでいます。
今年は涼しいので早い段階で低温期型も出ると思います。大きさがかなり異なるので、更に楽しみが増えるかと思います。
新天地でも物凄い繁殖ぶりに驚かされますね。今後はソテツを見つけたら探してみる価値がありそうですね。