高地性の蛾・・・「ハスオビカバエダシャク」 |
先日の「北八ヶ岳観察旅行」で見かけたシャクガ科・エダシャク亜科・「ハスオビカバエダシャク」・・・=八ヶ岳中信高原国定公園=内の休憩所の窓枠にいた=蛾を撮影して、帰ってから詳しく調べてみたら・・・蛾類図鑑にはこういうことが書いてありました・・・。曰く・・・「・・・本州中部山岳地に分布しており、夏の終わりごろに観察されるが、あまり多くない・・・木曾御岳では8月中旬に・・・上高地では9月上旬に、山梨県鳳凰山では、10月上旬に採集されているが少ない・・・」こうした記述を見ると、どうやら盛夏を過ぎてから観察されるのかもしれない・・・。
この「ハスオビカバエダシャク」・・・翅を拡げても25ミリぐらいしかない小さな=シャクガ=ですが、前翅の中央に目立った=カバ色=の帯があるので、そのままのネーミングになったようです。=蝶=にも高山蝶があるように、=蛾=でも高山蛾=があるのですね・・・なかなかメリハリのハッキリした素敵な蛾でした・・・。
珍しいと云われれば、なおのこといとおしくなります・・・。
高山蛾というジャンルもあると初めて知りました。