初めて観察した・・・日本特産種「オナガサナエ」 |
「北本自然観察公園」の責任者:高野 徹 学芸員からアドバイスをもらって、先日撮影した「ムツアカネ」の交尾写真を届けに行きました・・・そのついでに、「オナガサナエ」の撮影できるフィールドは無いか聞いたところ、今の時期に観察できる場所を教えてもらいました・・・。
この「オナガサナエ」・・・探していたのですが見つからずにいたので、親切なアドバイスに感謝しながらその場所に向かいました・・・。
フィールドに着くと、せせらぎの中ほどにある礫に何か止まっています・・・望遠レンズを向けて撮影して拡大してみたら・・・探していた「オナガサナエ」雄でした、とても嬉しい・・・。
然し生息数は少ないようです・・・今日は、長靴を自宅に置いてきてしまったので、靴下を脱いで、裸足になって浅瀬の中に踏み入れてみたら・・・ミズゴケがツルツルして滑り易い・・・それでも、なんとか近づいて300ミリで撮影して拡大したのが、下の画像です・・・。
「オナガサナエ」雄の尾端を観察してみると・・・=尾部付属器=の上端に比較して下端が長い・・・胸の側面を見てみると・・・黒い斑紋の中に黄色い斑紋がかなりあります・・・図鑑で見ていた=東日本型=の「オナガサナエ」でした・・・。
場所を変えてもうひとつの個体を撮影してみましたが、同じような斑紋の傾向が認められました・・・。
やっと観察できてとても嬉しかったです・・・。
*高野 徹さん、ありがとうございました・・・。
2009-9-16 「オナガサナエ」
*オナガサナエ
毎日、次々と見慣れぬ昆虫が登場してとても楽しみです。