「コウゾハマキモドキ」 |
自宅から車で30分ほどのところにあるフィールドで見つけた小さな=ハマキモドキガ科=の蛾です。どうやら、=ハマキモドキガ科・ハマキモドキガ亜科=「コウゾハマキモドキ」のようです。この仲間も近似種が多くてややこしいですが、前翅の模様から間違いなさそうです・・・。この仲間は、気温の高い熱帯地方に種類が多いようで、詳しくは、翅脈と頭側面などの検索が必要なようです・・・。翅を拡げても、15ミリぐらいしかなく、撮影も難しいです・・・。この個体は、黄褐色の色彩が強い個体ですが、中には暗灰褐色の個体も居るようですから注意が必要になります。幼虫時代は、=コウゾ=または=ツルコウゾ=など摂食するといいます。越冬態は蛹で=まゆ=のなかで寒い冬を越すといいます。成虫の発生期は、初夏の5月頃から晩秋の9月頃まで観察できるといいます。小さな=虫=も良く見てみると、なかなか興味が尽きません・・・。九州大学の昆虫目録で調べたら、日本全土に棲息しているようで、北海道・本州・四国・九州に分布しており、海外では、台湾に棲息しているようです。暖かい地方がすきなのですね・・・。