散歩中のチャマダラセセリ終令幼虫を見つけた |
チャマダラセセリ君は元気かな?と、巣を覗いたら「居ない!」
さあ大変!と防護網のチャックを開いて捜査開始・・・。そしたら、なんとバラ科のミツバツチグリの新しい葉の上に全身をさらけ出して静止しているではないか!!!
前回、6月11日に2回目の巣造りをしているところを観察して以来、随分大きくなったと感じたので体長測定をしてみた。
6月11日・・・・・体長 13ミリ
6月20日・・・・・体長 23ミリ なんと、10ミリも大きくなっていた。もう、終令だと思う・・・。
葉の表面にいる幼虫をルーペで覗くと、体の背面中央と側面に薄いグリーンの線があり、全体には細かい「毛」が生えていた。頭部は黒褐色でまん丸の感じ、そして、首のところは「アズキ色(小豆)」の襟巻きをしているような」感じだった・・・。
こんなに詳しく観察できるなんて思っても見なかった。
頭を持ち上げた時に「顔面」が良くみえた、口の辺りは葉を咀嚼するためか、鋭いとがった「口」をしていた。
しばらくすると、動きだしてあちらこちら歩き回っている・・・。
そのうちに、滑って落ちてしまったが、また、食草を探して登り始めた。
そして、三番目の「新居」となる「巣」を造ってしまった。
ここで、蛹になる準備をはじめるのかな?と考えて、そのまま防護網のチャックを閉めて外敵が入らないようにしてあげた・・・。
無事に「蛹」になりますように・・・・・。