「ツマグロヒョウモン」 生活史 |
我が家の庭は、「ツマグロヒョウモン」の棲家になった!
1980年後半ごろには、関西地方の滋賀県辺りが北限だった「ツマグロヒョウモン」、埼玉県の自宅周辺での「ツマグロヒョウモン」の初観察は、確か、2004年秋のころだったと記憶しています。
山梨県笛吹川の堤防で、2003-10-19に観察した時に、随分早くやって来たな・・・と思ったのが、つい最近のように思えます・・・それから僅か1年で埼玉県中部までやって来たのですから、地球温暖化の急激な進行に恐れをなしたものです・・・。
更に5年の歳月は、自宅の庭で「ツマグロヒョウモン」が普通に繁殖するまでになってしまったのです。我が家の庭には、家内の好きな草花が所狭しと植えられているのですが、栽培種の=パンジー=、=ビオラ=等のスミレがかなりあることもその誘引になっているのでしょう・・・。
この、南方系の=タテハチョウ=が身近に観察できるのは嬉しいのですが、他方、恐ろしくもあります。
今迄、撮影してきた「ツマグロヒョウモン」の幼生期の観察をまとめてみました・・・。
*ツマグロヒョウモン Argyreus hyperbius Linnaeus,1763
2007-9-16 「ツマグロヒョウモン」 産卵
タテハの中でも、キタテハを抜いて一番かもしれません。
いいのか悪いのか?まだ食草が競合するものがいないのが救いでしょうか。でもこの幼虫の南方系の色合いはどうしても好きになれません((+_+))
九州では自宅の鉢植えスミレにも幼虫が居りました。