=カギバガ科=「アシベニカギバ」 |
前翅の先端部が鉤(かぎ)型に曲がった種類の蛾が居ます、この仲間を=カギバガ科=の仲間というように分類しています。
*中には、鉤(かぎ)型にならない種類もいるので、間違い易いです・・・。
この=カギバガ科=の蛾は、全世界に分布していますが、どちらかと言うと、東洋熱帯区から亜熱帯地方に多く、やや暖かい地方で栄えている=蛾=です。日本では、28種が知られており、いままでも何種か掲載してきました。
今年の5月末でした、「北本自然観察公園」の外周道路の周りを点検していたら、この「アシベ二カギバ」が居ました、大きさは前翅長さが15ミリほどでした、綺麗なウコン色の=カギバガ=でした。
色彩には変異が多く、後翅が黄色くなった変種もいます。日本全土に棲息しており、北海道・本州・四国・九州・対馬・奄美大島・・・などに分布しているといいます。
幼虫時代は、スイカズラ科のサンゴジュ・ガマズミ・ゴマギ・カンボクを食べて育つのだそうです。
2009-5-30 「アシベ二カギバ」