2019年6月27日 晴れ、午後に熱帯性低気圧が来る。
準絶滅危惧種・=キシノウエトタテグモ=に寄生する「クモタケ」
これはとても、珍しいキノコだ!「国営:武蔵丘陵森林公園」に出掛けたら、責任者の方に、「クモタケ」が出ていると教えられて、そのフィールドに行ってみた。
「クモタケ」の大きさは3センチぐらいしかない。
この「クモタケ」は、日本の場合、ほとんどが=キシノウエトタテグモ=という=クモに寄生し、この「キシノウエトタテグモ」が地中に筒状の巣を作り、地面との境に片開きの=蓋(ふた)=を付けています、外を通りかかった昆虫やワラジムシなどを捕まえて、餌として生活し、時に、「キシノウエトタテグモ」は菌糸に侵されて、そこから=キノコ=を発生します。
この細長いキノコが・・・「クモタケ」というのです。
下の写真は、「クモタケ」と「キシノウエトタテグモ」の巣穴と蓋、並びに小生が描いた「キシノウエトタテグモ」です。
実際の体色はオレンジ色と茶色を混ぜたような色彩をしています。
2019-6-26 「クモタケ」 「国営:武蔵丘陵丘陵森林公園」
2007-9-21 「キシノウエトタテグモ」巣穴と蓋
下の線画は、「キシノウエトタテグモ」