オナガアゲハの食草・・・「コクサギ」 |
丘陵地から山地を歩くと、この「コクサギ」が生えています。この「コクサギ」は、匂いが強く、山地性のアゲハチョウ科:オナガアゲハの食樹として知られています。
最初にオナガアゲハに出会ったのは、東京都武蔵野市の井の頭公園、その後が東京都郊外の=高尾山=でした・・・「コクサギ」の生えている渓流地帯ではかなりの確率で、尾状突起の長いオナガアゲハが出迎えてくれました。
「コクサギ」の葉は、スベスベしていて、日光の光が当たると光るほどです。
通常は2-3メートルの高さに成長する落葉低木です。葉っぱをちぎってその手を鼻に近づけると臭気が伝わります。
枝から出る葉柄は、2枚づつ交互に出る特徴があるので比較的分かり易いです・・・。
下の画像は、5月中旬の黒山三滝の近くの林縁で撮影したものです・・・この場所も勿論、=オナガアゲハ=が多く発生する場所です・・。
2009-5-21 臭気の強い「コクサギ」 埼玉県:比企郡・越生町
=ミカン科=なので、臭気があり、いつか「オナガアゲハ」の幼生期フルステージ写真を撮影したいと思っています・・・いつ完成できるかな・・・。