「ルリモンシャチホコ」 |
いつものように、東京の水瓶といわれる=奥多摩湖・小河内ダム=を過ぎて山間部の山道を慎重に運転しながら、甲州路をたどっていました。
途中の休憩所で一休みしている時に小さな=蛾=に目が留まりました・・・=シャチホコガ=の仲間かな?と思いながら近づいてデジカメに納めて良く見てみると・・・前胸背と前翅の基部がやや赤褐色になっています横線もハッキリしているし、種名もすぐに分かるだろうと、その場を離れました・・・。然し、なかなか種名が特定できずに無為に時間が経ってしまいました。
そこで、オフシーズンになった今、詳しく調べようともう一度、画像を拡大してみました・・・。
その結果、どうやら=シャチホコガ科「ルリモンシャチホコ」=らしいと結論がでたので掲載することにしました・・・。
調べてみると、この「ルリモンシャチホコ」・・・北海道から本州にかけて普通に棲息している種だという、年に2化するらしく、6月ごろと7-8月に現れるといいます。この個体はどうやら2化物らしい。幼虫の食草は、ヤマハンノキ・ヤシャブシを摂食して土中に入り=蛹=で越冬するという、種名調べも難しいですが、なんで=ルリモン=なのだろうか?
2007-8-21 「ルリモンシャチホコ」