「クロアゲハ」の停止飛翔の不思議 |
昨日、いつも散歩に行く「北本自然観察公園」に出掛けました・・・今の季節、=クサギ=の匂いに誘われて=アゲハチョウの仲間=がやってきます・・・。
しばらく眺めていたら、「クロアゲハ」がやってきました・・・クサギの花の匂いに惹かれてやって来たのでしょう・・・それにしても器用に=空中に留まって=花の蜜を吸っています・・・。
200ミリのレンズで撮影してみました・・・どうも前翅をパタパタと忙しなく上下に動かしてはいますが、後翅は殆ど動かしていません・・・。連続で写真を撮影した中に面白い画像が残っていました・・・。
2008-8-9 クサギの花にやって来た「クロアゲハ」
*クロアゲハ Papilio protenor Cramer, 1775
しかし、打ち下ろした前翅は、後翅に近づくとその=前翅=がほぼ水平になって=平ら=になっています。
どうやら、前翅の運動は打ち下ろす時には=運動方向に直角=になるようにして抵抗を大きくし、反対に上に行く時には=できるだけ運動方向に平行=になるようにして抵抗面積を少なくして浮力を付けているようです・・・。上手く=翅=をしならせて浮力を得ているのですね・・・。
私はいつも深度の深い広角でシャッタースピードを上げて撮っています。
望遠だと暗くなりやすいので、スピード稼げない時があります。
でもこれらの絵は良く止まっていますね。
一枚目の写真は前翅が重なるようになっています・・・。
クロアゲハ、ホバリングでググってやってきました。
アゲハの類いの翅の動かし方に興味があってグーグルで調べていました。写真が掲載されていて参考になりました。有難うございます。参考書籍を読んでみたいと思いました。