河原の麗人・・・「ミヤマシジミ」 |
今日の掲載種は、このブログでは初掲載になる「ミヤマシジミ」です、=深山(みやま)=という名前が付いていますが深山幽谷に居るわけではなく、むしろ、河畔などの砂礫・小石の多いコマツナギの生える場所に居る事が多い。
現在、「千蟲譜物語」を目指している為に、今までの=蟲=の掲載リストの点検をしています、数年前にこの「ミヤマシジミ」を撮影した時に、翅裏の写真しか撮影できなかった為に、そのまま未掲載となってしまったのがこの「ミヤマシジミ」です・・・。そのあとすっかり忘れてしまいましたが先日、信州に行った折に撮影させてもらった「ミヤマシジミ」翅表を見てそのことを思い出しました・・・。
私はこの「ミヤマシジミ」の翅表の鮮やかな明るい色彩のブルーが好きです・・・。ミヤマシジミ属:Lycaeides は、ゼウスの息子という意味だそうですが、そのゼウスのニックネームがLycaeus という事から名づけられたといいます・・・。尚、種名のほうは、ギリシャ語の銀の試金者・銀の鑑定者という語から付けられたといいます、英名:Reverdin's Blue 、米国名:Northern Blue どちらもブルーの輝きに魅力を感じているのでしょうか・・・。