雨の降る中=幼虫=探し・・・「ダイミョウセセリ」 |
昨日は一日中、小雨が降っていましたが午後3時過ぎに小降りになったので自宅近くの公園で「ダイミョウセセリ」の幼虫を探しに行きました・・・。
孵化直後の初令幼虫の=食痕=・・・3センチぐらい離れたところに=卵殻=が残されていました・・・初令幼虫は4-5ミリの円形の葉を切り取り反転させて小さな自宅を作っていました。
何年か前に、この「ダイミョウセセリ」のフルステージ写真を完成させた事を思い出しました。
ヤマノイモの葉を2枚あわせた蛹化巣はとても見事で、その中の=蛹=の縞々模様は今でも脳裏に焼きついています・・・。
この葉を自宅に持ち帰り、自生しているヤマノイモに洗濯バサミで付けておきましたが、無事に育つかな?なんといっても、我が家は虫天国で、庭を消毒したことがありません・・・スズメの食卓になっていて、毎日チュンチュンうるさいのでこの幼虫にとっては過酷かもしれません・・・生き延びるかどうか・・・。
しかも寄生蜂や寄生ハエもいっぱいいます、何とか無事に育ってほしい・・・。
*我が家の庭のヤマノイモにも現在:5ミリ(1.5令)。10ミリ(2.5令)がいます。
2008-6-26 「ダイミョウセセリ」 卵殻(矢印)と食痕 自宅近くの公園で
2008ー6-27 習字用の筆で移住させた初令幼虫(大きさ2ミリ)
2つは結構大きくなったので、縞々模様の蛹を観察するのを楽しみにしています。
コミスジの幼虫も探していますが、この時期は難しいようです。
定点観察は面白いと思っています。
やはり動くものだけでなく、注意深くフィールドを歩かないと行けませんね。