金色の玉虫、見~つけた!・・・「マスダクロホシタマムシ」 |
昨日、自宅近くの公園を歩いていたら、林縁の葉陰で=キラリ!=と光ったものがあった・・・「なんだろう?・・・」近づいて見ると・・・小さな昆虫・タマムシがそこに居ました・・・「・・・アレー!ゴールドのタマムシだ!・・・」思わず声を上げそうになったけれども、先ずは・・・写真、写真・・・・・デジカメのスイッチを入れて数枚の画像をゲットした・・・。なんという種類なのだろう???自宅に帰って調べて見ると、=タマムシ=の仲間でした。
命名者の名前、または献名者のお名前なのだろうか・・・=マスダ=と言う名前が冠してありました・・・「マスダクロホシタマムシ」・・・金色の鞘翅がとても綺麗です・・・調べてみると、緑色のものから赤銅色のものまで変化が多いタマムシらしい・・・どちらかと言うと=暖地系=の種類のタマムシのようで、本州・四国・九州に棲息していると言います。低地から山地まで広く居るらしいですが、なんと国外では記録が無いらしく、=日本特産種=であると言います。もっと調べてみたら・・・森林害虫だと言います・・・綺麗な装いの割りに困った虫クンでした。各地の林業試験場での報告も多く、杉・桧・ツガ・コノテガシワ・ネズ・・・などの衰弱木に穴を空けて過ごす為に=森林の穿孔性害虫=と言う事になっているようです・・・。
日本での林業は杉や桧がおおいのですが、過度の=枝打ち=や植林地の荒廃で=乾燥=が続いたり、林道開発が進んでしまうと、植樹が弱り、倒木したりして、その材の中に産卵するのだそうです。環境の変化がこの=タマムシ=の誘引となるのですね・・・。
タマムシやカミキリムシは、どうしても、害虫という言葉がついてきちゃいますね。。こんなに綺麗なのに。。(^^;)
ホントに綺麗ですね!
タマムシ、探しているけど、最近はちっとも見つけられません。
間伐材のところも、マメに見ているのだけど・・
ま、そのうちの楽しみにしておきます。