南方系のカメムシを見つけた!・・・「シロヘリクチブトカメムシ」 |
一昨日、自宅近くの公園に行ったら、初めて観察する=カメムシ=を見つけました・・・。「フーム・・・なんというカメムシだろう???」そこで、写真に撮って調べることにしました・・・。かなり大きく、14-15ミリぐらいはありそうです・・・特に目立つのが前翅の前縁部の黄白色のスッキリしたラインです、とても目立ちます。詳しく見るために顔を近づけて見ると前胸背から左右に張り出している=とげ(刺)状=の突起です、この=刺=が黒っぽくなっています・・・。しらべたらこれも識別点になっていました・・・。1990年代の頃、広島県・兵庫県・岡山県・和歌山県ぐらいから西の地域及び四国では高知県・愛媛県に居た=南方系=のカメムシであることが判明しました・・・地球の温暖化で蝶や虫たちが北上を続けて問題になっていますが、=カメムシ=の世界でもこの北上が進んでいるようです。
自宅近くの公園では、初めて観察しました・・・温暖化、恐るべしです。
この「シロヘリクチブトカメムシ」、サツマイモ・大豆などの畑や水田などや草地に多いと言います。主に鱗翅類の幼虫を捕まえて刺し殺すのだそうですが、特に=蛾(が)=の仲間・・・ハスモンヨトウ・シロイチモジヨトウ・イネツトムシ・シャクガの仲間・・・などを好むといいます。
ヨトウを刺し殺してくれるとすると益虫ですか。