ダイミョウセセリ卵殻みーつけた! |
今日午前中は、家内の買い物のアッシー君となり、フィールドに出られなくなってしまった・・・。
庭に、ダイミョウセセリの若令幼虫がいることが分かっていたので、最初の巣(1令幼虫)をなんとなく眺めていたら、「ハッ!」と気が付いた・・・。
なんと、今までダイミョウセセリの「卵」は、アカシジミやウラナミアカシジミと同じ様に、産卵直後に「ゴミや鱗毛」で卵を被い隠す・・・というチョウの生態図鑑を信じ、「ダイミョウセセリの卵は見つけにくい」という先入観念に捉われ過ぎていた・・・。
昔読んだ生態図鑑には、さらに、「この卵を覆い隠す行動は、すばやく行われ、観察しにくい・・・」とあって、よけいに、初めから諦めていたのがいけなかった・・・。
4-5年前から、我が家で累代の子孫が庭の片隅にある「ヤマノイモ」に棲みついていたのだが、卵探しは放棄していた・・・。
ところが、今回、成長に伴って「巣」を作り変え、1令の巣が残っていたので、ルーペで覗いたら風によって今にも飛ばされそうな「脱皮済みの卵殻」を発見した。
まったく偶然とはいえ、驚いた!
3ッあった卵殻は、玄関のドアを開ける時に、1卵が風で吹き飛んだ・・・。
両手で葉を囲みながら運んだのだが、風圧で吹き飛んでしまった。
卵殻の色は狐色と薄いオレンジが掛かったような、弱々しい姿だった。
でも、これで、卵殻、幼虫、蛹と全部の幼生期写真が揃った。
今度は、産卵直後の卵を探してみたい・・・。