「ブチヒゲカメムシ」 |
先日、自宅近くの公園を歩いていたら、未だ掲載したことがない=カメムシ=「ブチヒゲカメムシ」を見つけた・・・掲載種の一覧で確認したらやはり未掲載の種だった・・・これだけ掲載種が増えてくると確認しないとわからなくなってきた・・・頭の記憶メモリーが減退しているのだろうか・・・毎日、パソコンをいじったり、自然の中を散歩したりして若さを保つようにしているのですが、寄る年波には勝てないのかなァ・・・。
さてこの「ブチヒゲカメムシ」、和名にあるように=触角=が赤褐色と白の模様が交互に付いており、いわゆる=ブチ=になっているので「ブチヒゲ(髭)カメムシ」となります。体は、赤褐色で稀に淡かったり濃かったりする変化が現れると言います。背中の中央に三角形の=小楯板=と言われる部位がありますがその先端が乳白色になっています・・・。全体が細かい点刻に見舞われていますが細かい毛があることからやや柔らかい印象を受けます・・・。
色々な植物を食べる事で有名で、36種にも及ぶと言います・・・主にマメ科・キク科の植物が好きなようで、大豆・人参・ゴボウ・胡麻・綿も食害する農業害虫に指定されているようです。
とくに、問題になるのは、イネの=穂=を吸い、斑点米になってしまう大変危ない害虫なのだそうです。この「ブチヒゲカメムシ」は、寒い冬を成虫で乗り越えると言います、植物の根際で見つかると言いますから、今度探してみようと思います・・・。日本全国に分布しているようで、国外では、ユーラシア大陸の極東部に棲息しているといいます。
2007-10-6 「ブチヒゲカメムシ」
ブチヒゲカメムシはカラフルで、出会うとなんか得した気分になります。
このアズキ色が綺麗ですよね!成虫で越冬することは知りませんでした。