北アメリカからやってきた珍鳥「オオキアシシギ」の想い出 |
あれは、今から2年前の正月の事だった・・・野鳥仲間の先輩から連絡があって、茨城県に、北アメリカ大陸中央部で繁殖して冬は、中央アメリカから南アメリカに渡る「オオキアシシギ」がやってきたと聞いたのでした・・・。早速、翌日、正月松の内も未だあけて間もない2004年1月12日早朝に現地に向かいました・・・大勢の先輩達が1羽の「シギ」を遠巻きにして観察していました。繁殖地が、東は、五大湖の北東部からアラスカまで帯状に分布していて、間違って日本に渡来してしまったのでしょう・・・大勢のギャラリーに見守られて動き回り、時々その羽を背伸びするように拡げたりしていました・・・。「シギ」の仲間は、良くこのような=羽繕い=とか=嘴で羽をしごく=様な行動をしますが、この一連の行動を・・・「鷸(しぎ)の羽がき」・・・と言っています。「オオキアシシギ」も時々「鷸の羽がき」行動をしていましたが、何度も羽ばたいたりする事からその数が多い事、或いは=物事の回数の多いことの=たとえとして生まれた諺だと言われています・・・。この遠来の珍客をジックリ観察はしたのですが、私には、距離が遠すぎて写真には撮れませんでした・・・そこで、時々フィールドに同行させていただいている、野鳥観察の先輩、埼玉県志木市:福永 貴史・洋子ご夫妻に電話してその時の写真をお借りできないかと聞いたところ、快く快諾され、写真を送ってくれました。そこで、今日はこの写真を掲載させていただく事にしました。掲載の事前了解を戴きありがとうございました。
この鳥も一生に何度も見ることの出来ない鳥なのですね
凄いです!情報網って凄いなと最近思うようになりました
1部の危機種に関しては情報網は困りますが珍種に出会えるのは
ありがたいです!私も今回始めてヤツガシラと言う鳥の出た場所へ行きましたが既に時遅し・・・・去った後の様でした(><)