「コクガン」の想い出 |
北極海で繁殖する「コクガン」を初めて観察したのは、渡来数の少ないフィールド、日本海側の新潟県でした・・・その後、「ハシジロアビ」を千葉県東南端の千倉港に観察に行ったときに、偶然、「コクガン」がいるのを見つけて撮影しました・・・。
日本での主な越冬地は、東北地方北部や北海道南部の太平洋側なので、観察できたのは、ラッキーだったといえるでしょう・・・。北海道の東側では冬になる前の秋口に多く観察できるといいます、岩場にあるアオサ、イワノリ、マコモ、などを好んで食べるといいます。
「コクガン」は、首の白い輪の模様が目立っていました・・・。
2001-2-17 漁港の船着場に上がった「コクガン」 千葉県
その後、「こくがん」が定着したのですが、異名も多く、「うみがん」・「うがん」・「らんがん」等があります。
2001-2-17 仲良く2羽で泳ぐ「コクガン」 千葉県:千倉港