「ヒメスズメバチ」を観察した! |
自宅近くに棲んでいる「スズメバチ」6種の内、唯一、写真が撮れていなかった「ヒメスズメバチ」を自宅近くの鶴ヶ島市太田ヶ谷沼近くの林縁にある、ヤブカラシの花上で見つけた・・・。
本州にいる「スズメバチ」の中では、「チャイロスズメバチ」に次いで珍しい「ヒメスズメバチ」は、突然私の目の前に現れた・・・耳の傍を「ブーン!」といって飛んできたスズメバチを見て、「アッ!ヒメスズメバチ!・・・」思わず、しゃがみこんで、逃げないように、そして驚かさないようにカメラを取り出して「パチリ!」と写した。
最初、デジカメで写そうとしたが、動きが早く、無理だったので、一眼レフを取り出して=特徴である「尾端の黒色」がわかるように撮影した・・・。
これで、本州産の「スズメバチ」6種類全部が揃ったことになります、=「オオスズメバチ」「キイロスズメバチ」「コガタスズメバチ」「モンスズメバチ」「チャイロスズメバチ」そして、今日紹介している「ヒメスズメバチ」です。
日本産で残ったのは、南西諸島にいる「ツマグロスズメバチ」だけになりました・・・。
いつか、南西諸島に出かけることが出来ると良いなァ・・・。
この「ヒメスズメバチ」は、比較的大人しいといわれていますが、耳の傍を飛ばれると思わず首を縮めたくなるような風貌をしているので怖いです。スズメバチ全体のなかでの占有率は5%だと言いますからなかなか出会えなかったのですね・・・。観察できた幸せに感謝しています。
2006-9-4 「ヒメスズメバチ」 埼玉県鶴ヶ島市にて
*ヒメスズメバチ Vespa tropica pulchra Buysson
2009-9-16 「ヒメスズメバチ」 埼玉県:比企郡・都幾川町