「マイコアカネ」の名前の由来は舞妓さん |
今日も、鶴ヶ島の林縁に行ってみた、栗林の傍で、「マイコアカネ」を見つけた・・・この間の観察会の時にいた個体だろうか・・・。そっと近づいてデジカメで何枚か証拠写真を撮影して、その場を離れた・・・。
トンボ科アカネ属「マイコアカネ」は、いわば、=赤とんぼ=の仲間です。自宅近辺では珍しいトンボの部類でしょう・・・京都の祇園と言えば「舞妓」さんを思い出しますが、今から300年もの昔から舞妓さんはあったようで、昔は舞子と言ったらしい・・・最初、芸妓といって5-6年の修行を積み、踊りや座敷での接客作法を習得してそれらの芸事をマスターしてから「舞妓」さんになるのだと言います。「白いおしろいで化粧を施し、ぽっくり下駄にだらり帯」と言う姿になれるのは大変な努力が必要なのだとか・・・でも、この華やかな「舞妓」さんと、「マイコアカネ」が結びつかないと思って、調べてみました。
どうやら、「マイコアカネ」雄の成熟個体の顔面が白くなるのですが、これと、舞妓さんの化粧をした「うなじ」の白さとを結びつけて名付けたもののようです。小さくて可愛い「マイコアカネ」の雰囲気にピッタリだと思うのは可憐な「マイコアカネ」を贔屓している私だけなのでしょうか・・・。
識別には胸側部の斑紋が重要になります。