「カミキリムシ」3種 |
最初は、かくれんぼ上手な「ナガゴマフカミキリ」です、林縁や広葉樹の多い林周辺で見つかることが多いようです。
画像で見るように、どこにいるかサッパリ判らないくらい樹皮に隠蔽してしまっています。この時にも、「ゆっくり歩き」の精神で歩いていたから見つけたものの、色が樹の幹に似ているのでうっかり見過ごすところでした。夜間活動することが多く、昼間は写真のようにジッとしていることが多い・・・体色そのものが茶褐色や白色、黒褐色の微毛で彩られているので探し難い。
幼虫時代には、広葉樹、フジ・カシなどや、針葉樹のアカマツなども食害するといいます。
かなり広食性があるようです。
2006-7-8
*ナガゴマフカミキリ
2006-6-8掲載の「ニセリンゴカミキリ」や「リンゴカミキリ」に似ていますが鞘翅の色彩とか鞘翅の縁に黒色の縁取りがありますので区別できます。
草原や畑地、草の生えているような路傍などで見つかることが多いようです。幼虫は、茎の中に入って暮らすようです、成虫になると「昼行性」の面目躍如としてアチコチ飛び回りますが、特に不用意に近づくと、すぐに飛び立って葉裏や葉先に止まります。敏感な方でしょうね、これはムシヒキアブなどの昆虫が苦手なのでそういう行動をするのかもしれません。成虫は、アザミ類やヨモギなどが好きなようです。海外でも朝鮮半島や中国大陸、台湾などに分布しているといいます。
2006-7-26
*ヘリグロリンゴカミキリ
どちらかというと、中部地方から北の地域で多く見られるようで、南西部では山地性になり垂直分布が北に行くほど低くなるようです。後縁の白帯のほかに黄褐色となるものが居てバリエーション=var.thurugiana=となる変異型があるといいます。
伐採木で見つかることが多いといわれています。
2006-7-10
「リンゴカミキリ」さんかな、
と思う虫さんが葉っぱの後で、
じ~としているのに出会い、写真を撮りました。
自宅に帰り確かめてみたのですが、逆光の上に
位置が離れていたので、ブレブレになっていました。
仕事でなかったら、ゆっくり撮影する時間もあったのですが、
相手をほっぽって置く訳にもいきませんから…。
カミキリムシさんも、色々な子がいて楽しいですね!
今日の子達には、まだ出合った事がありません。