「ヨツボシカメムシ」の識別点は判り難い |
関東から西では、梅雨前線が停滞して、さらに台風もやってきていると言う・・・各地で大雨の被害が続出しているようで、お見舞いいたします。
昨日、所用があっていつも行く「北本自然観察公園」に出掛けた。学芸員から「ヨツボシカメムシ」が居る事を数日前に聞いていたので、探すことにした・・・。
マメ科の植物に「クララ」というのがあって、チョウ好きの方は良くご存知だと思います。この「クララ」は、シジミチョウ科の「オオルリシジミ」という蝶の食草なのですが、昔は、信州に出かけると、良く見られた植物でした。最近は、草原の荒廃、特に環境開発のあおりを食らって少なくなり、「オオルリシジミ」は、本州では「幻のチョウ」になってしまいました。
この「クララ」を北本自然観察公園で保護しているのですが、そこに、「ヨツボシカメムシ」が交尾していたと言うのです・・・早速、探して見ました・・・。
「いた!・・・」クララの葉にシッカリつかまってモゾモゾ動いていました、しかし、このカメムシ、なんとなく特徴が良く判りません・・・「クサギカメムシ」にとても良く似ているようですが、触角や全体の色調がややミドリ掛かっているようです。
2006-7-20 「ヨツボシカメムシ」