「ナガカツオゾウムシ」は、ずん胴の体躯をしている |
6月はじめ頃の草地は、昆虫たちのパラダイスになっているいせいか、色々な「虫」たちの楽園になっていた・・・散歩していると、足元になにか「赤っぽい虫」が居るのに気がついた。はじめ、「カツオゾウムシ」かな?と思ってルーぺでよく見てみると、なにか違うような気がした、そこで、真上からと真横からデジカメで撮影して自宅に帰って調べると案の定、違う種類だった。胸と翅の境目がほぼ「平行」で、体全体がずん胴になっているし、翅先端が「カツオゾウムシ」よりも、やや丸みがある・・・全体的にも細長い、「ナガカツオゾウムシ」と判明した・・・。
カツオゾウムシやこのナガカツオゾウムシは、羽化したての頃は、赤褐色の粉にまみれていますが、しばらく経つと、粉が落ちてしまい、「黒」くなってしまい、まるで、別種のようになってしまいます。標本写真などは、殆ど「黒い写真」が掲載されています。やはり、自然状態の画像は、素晴らしいと思います。