コハクチョウの亜種「アメリカコハクチョウ」の思い出 |
野鳥観察を始めて面白くなりはじめた頃のことです、アメリカ大陸を南北に渡りをする「アメリカコハクチョウ」という野鳥が、自宅から北に行ったところの沼に来ていると言う話を聞いて、出かけて見たことがあります・・・。先輩に聞いたところ、「コハクチョウ」の1亜種で、北米のアラスカ北部で繁殖して、アメリカ大陸を南北にわたりをする野鳥で、日本には、数少ないが、稀にフィールドにやってくる「迷行」の鳥だと教えてくれました。見分け方を聞いたところ、嘴に特徴があって、嘴基部にわずかな「黄色」があり、嘴全体は「黒」、そして大きさは、ほぼ、コハクチョウと同じぐらいとレクチャーされて群馬県まで出かけてみました。その時に、コハクチョウとの雑種(ハイブリッド)は、「黄色部分が若干大きくなる」から、それも注意するように言われてでかけました。どんよりした天気のうえ、「風」が強く吹き、コンディションは良くありませんでした・・・水面には波が立ち、探すのに苦労した想い出です・・・。
何より困ったのは、他のウオッチャーがまったく居なかったことでした・・・。それでも「コハクチョウ」と一緒にいるだろうと、コハクチョウを探して風の緩いところに来たら、いました・・・。やや、逆光でしたが、数枚のシャッターを押して満足して引き上げました・・・。今シーズンは「コハクチョウ」がやってきているようですが、アメリカコハクチョウは、いないようです。しかし、関東の神奈川県境に「ヒシクイ」が来ている様にここにも「ヒシクイ」が1羽居るようです。寒さが厳しいので南下してきているのでしょうね・・・。