2017年8月1日 台風5号の進路が心配だ・・・。
今日は天気も良くないし、おとなしく自宅にいるしか仕方ない・・・。
先日、「国営・武蔵丘陵森林公園」というフィールドで、「アカボシゴマダラ」というチョウの産卵シーンを撮影していて、気が付いたのですが、このチョウは、産卵数が1卵しか生まないということですが、南方系の蝶なのに少ないな・・・と考えて、今まで観察してきた蝶でも=多産系=で一度に多数の産卵をするチョウが沢山あるな、と思いました。思い出しただけでも、一度に=複数卵=を産卵するチョウは、そういえば産卵シーンが撮影しやすかったかな・・・などと回想してみた。
思い出しただけでも、多産系の蝶は、「ホソオチョウ」や国蝶の「オオムラサキ」・「ギフチョウ」・「ヒメギフチョウ」・「クロコノマチョウ」・「ヒオドシチョウ」・「サカハチチョウ」・「ジャコウアゲハ」・「ウスバシロチョウ」・「チョウセンアカシジミ」・「ツマムラサキマダラ」・などであり、観察したことはないが、「シータテハ」・「エルタテハ」・「アカマダラ」・・・などがあるようです。
「ゴマダラチョウ」のように、小生は=単体産卵=しか観察していませんが、文献では最大産卵数:170卵とありますから、温度や気候条件・振動など外的要因がなければ、変わってしまうのかもしれません。「コムラサキ」・「カラスアゲハ」・他の「アゲハ類」・「モンキアゲハ」・「テングチョウ」「スミナガシ」などはすべて=単体産卵=しか観察していません・・・。=ジャノメチョウ科=でも、「クロヒカゲ」・「コジャノメ」は、1卵でしたが、「ヒメジャノメ」では、1卵または複数卵らしい。でも、「オオヒカゲ」は複数卵だったし、「サトキマダラヒカゲ」も複数卵でした。
ただし、「ヒカゲチョウ」は、2卵でしたから複数卵産卵かな・・・。
また、シロチョウ科や、セセリチョウ科の蝶も=単体産卵=しか観察していません。
こうしてくると、野外での産卵シーン撮影は、チョウの産卵傾向を知るべきだと思いました・・・。他にもたくさんの観察例があるかと思いますが、調べたら面白いかもしれません。
2017-7-28 「アカボシゴマダラ」産卵
「国営・武蔵丘陵森林公園」