2017年7月28日 曇り。
高校生か大学生の頃、東京:京王電鉄沿線の=平山城址公園=という駅があり、その駅の南側に丘陵地があった・・・確か、=平山城址公園=といった。
そのころ、このフィールド一帯が、住宅開発をされるということで、当時、高齢だった、元:学習院大学の先生をしていた、「岡崎 常太郎」 先生に誘われて、その辺一帯の昆虫相の調査をしていました。
今でいう、環境アセスメント調査の一環で平山城址公園の昆虫相を調べたのです。
当時はあの辺りは自然環境が整い、素晴らしいフィールドでした、小生は、蝶・アブ・ハチ・ハエ・甲虫類などを中心に調べていましたが、その時に、甲虫類の「クロカナブン」がいたのです。
あれから50年以上経ちましたが、その後、「クロカナブン」に出会うことがありませんでした。
知り合いの医者先生が今度の8月上旬に休みがありそうなので、写真撮影のため、フィールドにご案内することになり、急遽、埼玉県:滑川市・「国営・武蔵丘陵森林公園」をご案内することになりました。
そこで、昨日、目的の「国営・武蔵丘陵森林公園」で下調べをしてきました。
するとコナラの大木の樹液に様々な昆虫たちがいました。
その中に、探していた「クロカナブン」がいたのです・・・非常に驚きました。
久しぶりに出会う甲虫類に目を丸くしながら撮影しました、樹液にいた「クロカナブン」の全体像を写真に撮ろうとして触ったら、飛んで近くのアズマネザサの近くに止まりました。
それが下の写真です・・・久しぶりでした・・・感激です。
2017-7-27 久しぶりの「クロカナブン」
埼玉県:滑川町