「コミミズク」は、可愛らしい猛禽 |
今日は、おととい観察した「コミミズク」を紹介したいと思います。「ミミズク」や「フクロウ」は、夜になって活発に餌を探して飛び回るのが多いですが、この、「ミミズク」と「フクロウ」の区別は、学問的にどういうふうになっているのかハッキリ知らない・・・。一般的には、「頭に角のような羽角(うかく)」という羽毛のあるものを「ミミズク」と呼んでいて、この羽毛のない「頭が坊主頭」になっているものを「フクロウ」と呼んでいる、しかし、北海道にいる希少種「シマフクロウ」の頭には「羽角(羽毛)」があるし、反対に青葉茂るころ日本にやってくる「アオバズク」には、「羽角(羽毛)」などまったくなく「丸坊主の頭」をしているから、ややこしい・・・。
丁度、猛禽類「ワシ」と「タカ」の区分と同じようなものであると考えたほうが良さそうである・・・。私が、初めて「コミミズク」を観察したのは、埼玉県松伏町でした、丁度、そのころ「日本野鳥の会・埼玉県支部」に所属して「しらこばと」という会報でこの近辺で観察したという情報で出掛けたのです。「コミミズク」は、夕方の3時過ぎに飛ぶと言われていたので、午後1時ころから車の中で粘っていました。すると、きっかり3時に「コミミズク」が飛び出して飛翔をはじめたのです。
下の画像は、その後、茨城県利根町でデジカメ撮影したものです。顔面が刃物で切り取ったようになっていて、まん丸顔をしていました。画像では、ハッキリ見えませんが、とても小さな「羽角(羽毛)がついています。可愛らしい顔と丸い目玉が特徴的でした・・・。