月の女神・・・「オオミズアオ」 |
*蛾に詳しい方から、学名の違いを教えてくれました。
下のコメントのようですが・・・
旧学名:Actias aremis → 新学名:Actias aliena
いつものように、自宅近くの公園に行ったら、=月の女神=と言われる「オオミズアオ」がいました。過去の画像があまり綺麗でなかったので、撮影しなおすつもりで、慎重に撮影しました。
世間一般では、「チョウは美しく、蛾(が)は汚い」と言うのが通説になっていて、「蛾」については、特に、ご婦人方には評判がよろしくないようだ・・・。デザイン的に個々の蛾を観察してみると、美しいものもあるのだけれども、先入観とは恐ろしいもので、チョウも蛾も同じ「鱗翅類」なのに忌み嫌われてしまっているようで悲しい・・・。
どうやら、太陽の燦燦と輝く明るいところで飛び回っているチョウに比べて、蛾の多くは夜になって灯火などの周りを「バサバサ」飛ぶのもいけないらしい・・・。
欧州の何処の国だったか忘れたけれど、「蛾」という単語は無かった記憶がある、チョウは「昼のチョウ」、蛾は「夜のチョウ」と言って、同じ扱いで呼んだような・・・。
唯、学校でチョウ(butterfly)蛾(moth)とは、習ったけれど・・・。
ところで、今日の「蛾」は、とても美しいし、ひときわ派手で大きく、綺麗で、世界共通の「学名」は、薄暮の感じというか、夕暮れのヒンヤリした冷気が伝わるような「淡いブルー」の月夜の輝きをイメージしたのだろうか、「月の女神・アルテミス」から命名された Actias artemis というすばらしい名前をもらっている・・・。
蛾は嫌いだけれども、この「オオミズアオ」は、好きと言う人も多い・・・。
2016-8-21 「オオミズアオ」
こんなの見てみたいです!!
Actias artemisではなく、Actias alienaになっていると思います。近年、Actias artemisとされてきた標本を調べたらオオミズアオとは別種とわかった結果、オオミズアオの方を変更することになったようです。