「チョウセンアザミ」 |
昨年の暑い時期だった・・・「武蔵丘陵森林公園」という国営の広い公園で、「チョウセンアザミ」を観察したことがあります。
しかし、在来のノアザミ・ノハラアザミ・・・などとの区別が出来ませんでした。
日本の=ノアザミ=とか=ノハラアザミ=と言うのは、=アザミ属=ですが、この日に観察した「チョウセンアザミ」という種類は、別属の=チョウセンアザミ属=だというので、奥の深さに驚きました。
葉には深い切れ込みがあって、総苞の花は、下の写真のように=棘(とげ)=があり、痛そうでした。
アザミ・・・という名前の由来は、アザミ特有の=棘(とげ)=に由来しているという。
アザムという語には、人を欺くまたは、人を傷つけるという意味があるらしい、そのことが=あざみ=の語源になっているという。
小生も、何度かアザミの棘に刺された経験を持っています、痛いので、少し我慢しますが、チョウの自然観察の撮影には仕方ないのかもしれません。
アザミの痛い=棘=が外敵から守るという事から、ヨーロッパのスコットランドでは、アザミが=国花=になっているといいます。