「コカマキリ」 |
先日、北本自然観察公園「ふれあい橋」を散歩していた、良く陽の当たる石造りの欄干でカマキリがジッとしていた。種類が判らなかったので、学芸員を呼んできて、二人で観察していた。カマキリは丁度通りかかった「フタモンアシナガバチ」を捕えてモグモグ食べている所だった。
2005-11-25 「コカマキリ」がフタモンアシナガバチを捕まえた
*コカマキリ Statilia maculata Thunberg
2005-11-25 腿節の特殊な斑紋が「脚の内側」に見えます
歩き出すまで観察していると、動きがとても緩慢なのに驚いた、丁度、「パントマイム」の役者がユックリした動きをするように「体を前後にユラユラ揺すりながら」歩き始めた。何の意味があるのだろうか・・・「風にそよぐ枯れ枝」のようにも見えた、ゆらゆら。
橋の欄干は、大理石のような白っぽい色なので、秋の夕日を一杯に受けて暖かくなっていた、そこには、アキアカネやオオアオイトトンボもやってきていたので、どうやら、コカマキリは日光浴にやってくる「虫」君を待ち構えていたらしい・・・賢い。