丘陵地に多い「ビロウドサシガメ」 |
今日、紹介するのもカメムシの仲間です。サシガメの仲間は何回か登場させていますが「ビロウドサシガメ」は、体がビロードのような鈍い光沢のある翅を持っていて、頭部や胸部はメタリックな黒色をしたサシガメです。縁はクロとアカの縞模様があります。
春早くから秋遅くまで見られますが、林床や落ち葉の下などに隠れている事が多く、観察される事が少ないかもしれません・・・湿った草地や石の下など散歩道からは離れていますものね・・・。つい最近、「荒川」のサイクリング・ロードを通りかかったら、草地と散歩道の境目辺りでウロチョロしている「ビロウドサシガメ」に出会った・・・。写真を撮ろうとデジカメで近くに寄ったら動きの素早さに驚いた!画像では判りませんが、脚の先端や腹の一部が赤くなっています。小さい昆虫やムカデ、団子虫が好きです、埼玉県内の観察地は、いずれも比企地域に限られ、東松山、小川町、毛呂山町、嵐山町で、今回の川島町も比企郡なのです。2002年の埼玉県のレッドデーターブックに記載されています。