今日の掲載種は、=ウラボシ科=・「ヒトツバ」
細長い葉をしており、常緑性のシダ、葉はやや硬く、線型の披針形になっている。葉柄は、褐色かかった紫色のような感じですが、表の感じとは随分ちがいます。関東地方以西の本州・四国・九州・沖縄などの南方系のシダの仲間でしょう。むしろ、暖かい地方に行くとよく観察できるようで、海外でも台湾から南に多いというが朝鮮半島南部から揚子江以南、インドシナ半島に分布が伸びています小生はこの写真(東京大学付属:小石川植物園)しか持ち合わせていない、長い葉です。
詳しく見たら、葉からジプロプテン(トリテルペン)という物質が検出されているという。紀伊半島から四国に別亜種が存在するという。
2018-6-7 「ヒトツバ」 東京大学付属小石川植物園