「ムクゲ」 |
自宅周辺でも、薄紫の綺麗な花木が咲き出しました、7月頃から10月頃まで、我々の目を楽しませてくれます。
あれは、終戦前の昭和19年ごろだった・・・千葉県:市川市の国民学校1年生・・・京成電鉄の線路脇を母親と歩きながら、この「ムクゲ」を見たから多分、7月頃だったのでしょう。暑い日差しの中を、母親に守られながら歩いていましたが、その時の「ムクゲ」は、下の写真のように、=薄紫色の綺麗なムクゲ=でした、強い太陽の光を浴びて、健気に咲き誇っていました。
当時、その植物は、日本古来の植物と思っていましたが、南国に咲く=ハイビスカス=と同じ、アオイ科・フヨウ属の植物だと、後に知りました。
同じ、アオイ科・フヨウ属だったのですね、そういえば、花は、似ていました。
この「ムクゲ」・・・原産地は、インド・シリア・中国などで、今、話題になっている韓国(大韓民国)の=国花=だと言いますから驚いた・・・。
日本には、奈良時代の頃、朝鮮半島を経由して渡来したものだと言います、日本の特産種ではなかったのですね・・・chochoensis の7才の頃の母親との大事な記憶・・・「ムクゲ」は、とても、懐かしいです。