「オナガアゲハ」産卵を初めて観察した・・・ |
昨日、自宅近くの渓流地帯に=アオバセセリ=撮影に出掛けました・・・この渓流地帯には、=ミカン科=植物の「コクサギ」が沢山生えています。
この辺りには、山地性の=アゲハチョウ科・オナガアゲハ=が沢山、飛翔しています。
このオナガアゲハの幼虫時代の食樹が=コクサギ=です。
アオバセセリを撮影していたら・・・オナガアゲハがなんとなく産卵しそうになって、ひょいひょいと下の方を飛んでいます、もしかして、「オナガアゲハ」の産卵かもしれない、気温もいくらか高温で産卵に適した感じでした。
暫く、目で追いかけていると、なんと自分の方にやってきます・・・動かないで居たら・・・1mぐらい先の岩陰にある=コクサギ=に産卵しました、初めて観察する光景です・・・。
急いで、その岩陰の下に生えている、小さな=コクサギ=幼株に目を向けると・・・「・・・アッ!あった・・・オナガアゲハの卵だ!・・・」
その卵は、コクサギの葉表に産卵していました、採取して飼育するのも良いが、自然状態の観察も良いな・・・だいぶ迷いましたが、そのままの状態で、観察することに決めて、静かにその場を離れました。
楽しみがまた、増えました・・・。
2014-5-10 初めて観察した「オナガアゲハ」 卵 埼玉県:越生町
僕も産卵や幼虫を探していますが、なかなかチャンスがありません。
幼木のケースが多いのでしょうかね。
たぶん同じ場所だと思いますが、私は昨日、カラスアゲハがコクサギに産卵しているのを見つけました。
慌ててカメラを向けましたが、ピントが合う前に飛び去られてしまいました。
その葉裏を見ると、卵が産みつけられていました。
この時期あの周辺では蝶や蜻蛉の素晴らしい出会いがあるので毎日でも通いたいですね。
カラスアゲハの卵は、他でも撮影できましたが、同じ=ミカン科=植物でした・・・。